■01/14 奈須きのこ / DDD1

発売日から遅れること3日、ようやく届きました。

で、読破しました（ぉ。

これは面白いですよ、ホントに。
主人公がやる気無さげなのが個人的に好印象。

っていうか完結しないのかよ！？
これじゃ続きが気になって試験勉強がorz

◇

軽くイントロ的なことを書いてみるテスト。

"悪魔憑きと呼ばれる精神病が流行し、それによる犯罪が横行する世界。悪魔憑きである妹によって左腕を失った青年、石杖所在（いしづえ ありか）もまた、悪魔憑きであった。
悪魔憑きの患者を収容する病院から退院し、一般社会へと復帰した所在。そんな彼に公安特務の戸馬的（とうま まと）から、義手を探すのなら会って欲しい人物がいると言われる。指定された場所にいた人物の名は迦遼海江（かりょう かいえ）、少女と見紛う程の美しさを持ち、両手両足を持たない、本物の悪魔だった。"

とかこんな感じですかね。
『空の境界』よりは遥かに読みやすく、謎もわかりやすい作品でした。
文章の書き方も大分違い、なんというか…新たな挑戦、といった感じ。

内容はファンタジーな要素を含みつつも、非常に現代的で現実的。

仕事で失敗し、立て直そうとするも焼け石に水。
生きることに疲れ果てて自殺を図ったところ、その弱さにつけ込まれて悪魔憑きを発症。
自ら死ぬことも敵わず、なのに意思に反して周囲の人間を殺してしまう。

悪魔憑きを発症してしまう背景、過程。
自らの弱さ、環境の弱さ。

鬱を初め、様々な精神病が流行する現代。
他人事とは言い切れない作品です。

…まぁ悪魔憑きなんて病があったら一度かかってみたいですが（ぉ。

◇

というかこれ、ライトノベルに分類されるんですかね？
正直全然ライトではない気がするんですが。

まぁどうでもいいｋ