■09/21 レビュー：Nightwish / Once

これまでのNightwishの集大成とも言うべき作品。
楽曲のスケールは今までの作品中最高の出来です。

1.Dark Chest of Wonders
評価：★★★★★
MAD、Rebirthに使用した曲。
オープニングを飾るにふさわしいキラーチューンとなってます。

2.Wish I Had An Angel
評価：★★★★★
1曲目に続き、ターヤとマルコの掛け合いがホントにカッコイイ疾走曲。
ターヤの美しい声とマルコの野性的な声が見事なまでに合ってます。
サビはマルコがメインなのですが、その際のターヤのコーラスが本当に綺麗です。

3.Nemo
評価：★★★★★
超絶美しいバラード曲。ピアノから始まるイントロ、
そして静かに、激しく展開していく様子は感動ものです。
幻想的な世界観、ただのバラードでは終わらせないギターも最高♪

4.Planet Hell
評価：★★★☆☆
イントロが印象的な曲。
コーラスとヴァイオリンの音色が凄く幻想的な雰囲気を醸し出しています。
ノリの良いサビやその後のキーボードソロがカッコイイ。

5.Creek Mary's Blood
評価：★★★★☆
民族調のイントロが印象的な曲。
前半はバラード調でターヤが美しく歌い上げています。
後半は一気に盛り上がり、最後は何語かわからないですが台詞が何十秒か。

6.The Siren
評価：★★★☆☆
間奏が長いですが、他の曲にはないミステリアスな雰囲気の曲。
エレキ・ヴァイオリンがそれに拍車をかけています。

7.Dead Gardens
評価：★★★☆☆
メロディーラインは綺麗なのですが、いまいち何か押しに欠ける曲。
Nightwishの売りの一つである曲展開が甘いのが一番の理由ですかね。

8.Romanticide
評価：★★★☆☆
このアルバムの中では最もヘヴィな部類に入ると思います。
後半のラップ調なメロディーも今までのNightwishには無かったものです。

9.Gost Love Score
評価：★★★★★★★★★★(限界突破ｗ)
超　大　曲　！　！
恐らくこのアルバム中最高の名曲でしょう。
10分に及ぶその長さもさることながら、
通して聴いても全く飽きることのない曲展開、
フルオーケストラを使用した音の厚み、
コーラスとターヤの見事なまでのマッチなど
全てにおいて最強の名曲だと思います。

10.Kuolema Tekee Taiteilijan
評価：★★★★☆
フィンランド語？少なくとも英語ではないです。
対訳も無く曲の意味はわかりませんが、とても美しいバラード曲となっています。

11.Higher Than Hope
評価：★★★★☆
シンフォニックかつメロディアスな名曲…だと思います。
ターヤのVo.を割と前面に押し出した曲ですね。
美しいバラードなのですが、イマイチ人気はないようです。
私は好きですけどねぇ。

12.White Night Fantasy(日本版Bonus Track)
評価：★☆☆☆☆
ちょｗ歌いだしのところで一瞬誰かと思いました。
ターヤの歌い方が今までと違います。
どことなく幼く、可愛らしく…そして馬鹿っぽｋ(ry。
本編の出来と比べるとあまりに雰囲気が違うので戸惑いますね。

13.Live To Tell The Tale(日本版Bonus Track)
評価：★★★★☆
割と明るいキーボードの音色から始まります。
メロディーラインはかなりメロディアス。
キラキラしたキーボードが印象的な曲ですね。
個人的には結構好きかもしれません。



総評：★★★★★
Nightwishの中では間違いなくオススメのアルバムです。
一般的な評価も高く、母国フィンランドでは同時期に出されたマドンナのアルバムを抑えての1位(確か…)。
本当にターヤが辞めたのは痛かったと思います。。