■02/08 Krypteria / Bloodangel's Cry

Krypteria / Bloodangel's Cry

ジャンル：ゴシック / ヘヴィ / 女性Vo.
楽曲：７５（よくあるタイプ）
評価：８５（Vo.が魅力）

Amazonくんに置いてなかったのでDiscUnionで注文していたブツが届きました。

Vo.は在独韓国人2世のチョ・ジイン（女性でｓ）。
良い声してるうえに上手いんですよこの人。
（Within TemptationのVo.＋EvanescenseのAmy）÷2って感じですかね（どんなだ。

楽曲は結構ヘヴィで好みなタイプです。
が、展開がつまらない。
『Aメロ　Bメロ　サビ　Aメロ　Bメロ　サビ』
の型にハマりきってるので、展開美とかは期待できませぬ。
ゴシックメタルらしく疾走もしていないので、
そういうのが好きな方にはあまりオススメ出来ないかも。

かくいう私も疾走曲大好きなメロスパーなので、
多分数回聴いたらお蔵入りするんじゃないでしょうか（ぇ。

が、1曲だけメタルにしては珍しい曲があって、それはかなり好きかもです。
#5のScreamって曲なのですが、イントロで「おっ、疾走してる」。
が、メロの最初でよくわからん調子の歌が始まって「何これ？」。
と思ったらラップかと思わせるようなハイスピードのVo.で「カッコEEEEEEEE」。
で、そのままのスピードでサビに突入といった感じの曲です。

残念ながらサイトやMyspaceでは視聴出来ない曲ですが、
これは一度聴いてみる価値はあるかもしれません。

あとは#11のSweet Rebengeってのもなかなか。
イントロの重厚なクワイヤ等、引き付けられるものがあります。
アップテンポ…というのか、そんな感じのサビもグッドです。

全体を通しての感想としては、ありがちなゴシック・ヘヴィメタル。
が、他のバンドと比べてVo.の魅力がなかなかのものなので、
Evanescense的な聴き方をすると結構楽しいかもしれません。
中には#5のようなキラーチューンもありますし。
ヘヴィはヘヴィですが、メタル！というよりはハードロック系なので、
ブックレットとかはアレですが、それなりに一般受けしそうな気が。

って改めて聴いてみると良い位置に疾走曲入れてるな…。
ヘヴィな曲が数曲続いて一気に疾走、また数曲ヘヴィな曲が続いて軽い疾走曲と。
よくわかってるじゃないか（ぉ。

このバンド、楽曲をもっと練り込んで展開を面白くしたらかなりくるんじゃ…。

※追記
うは、CastleさんのとこにもWithin Temptation meets Evanescenceとか似たようなこと書いてある∑
一応言っておきますが、パクりではないので悪しからず…。